HSK5級のレベルは?難易度・TOEIC換算とすごいと言われる理由

HSK5級のレベルは?難易度・TOEIC換算とすごいと言われる理由

HSK4級に合格した、あるいは中国語を仕事で活かしたい。
そんな人が次の目標として意識するのがHSK5級ではないでしょうか。

結論、HSK5級は「中国語の新聞・雑誌を読んだり、中国語のテレビや映画を鑑賞することができ、中国語を用いて比較的整ったスピーチを行うことができる」と定義される、国際基準CEFRでC1にあたる上級レベルです。仕事の場面で中国語力の証明として通用し始める、上級の入り口といえます。

この記事では、働く社会人の中国語学習に毎日伴走している中国語コーチングスクールCHILIT(チリット)が、HSK5級の難易度、TOEIC・英検・中国語検定との換算目安、「すごい」と言われる理由、そして誤解の多い「合格点180点」の正確な意味までを順に解説します。

目次

【結論】HSK5級のレベルは仕事で評価される上級中国語の入り口

HSK5級のレベルは、公式が「中国語の新聞・雑誌を読んだり、中国語のテレビや映画を鑑賞することができ、中国語を用いて比較的整ったスピーチを行うことができる」と定義する水準です。対象は2,500語程度の常用単語を習得した学習者で、4級(1,200語)の2倍を超える語彙量が前提になります。

国際基準CEFRとの対応では、5級はC1(Effective Operational Proficiency)です。HSK公式の対応表で「世界基準で上級者」と紹介される帯にあたり、筆記1〜6級のうち上から2番目に位置します。

語彙量の目安CEFR
1級150語A1
2級300語A2
3級600語B1
4級1,200語B2
5級2,500語C1
6級5,000語以上C2

学習量の公式目安は「主に週2〜4回の授業を2年間以上」です。腰を据えた積み上げが前提の級で、趣味の中国語と仕事で使う中国語の分かれ目に立つレベルといえるでしょう。

公式が定めるHSK5級の到達イメージ

公式定義を仕事や生活の場面に翻訳すると、HSK5級は「中国語を情報収集と発信の道具として使い始められる」レベルです。

新聞・雑誌が読めるとは、現地のニュースや業界情報を自分で取りに行けるということです。テレビや映画の鑑賞は、字幕に頼らず耳から内容を追える聴解力を指します。そして「比較的整ったスピーチ」は、あいさつや自己紹介を超えて、筋道立てて意見を述べる発信力の目安になります。読む・聞く・発信するの3方向がそろって初めて満たせる定義です。

場面のイメージを挙げると、中国の取引先の業界ニュースを原文で読んで要点をつかむ、現地の同僚と観た映画の感想を語り合う、社内の集まりで中国語の短いスピーチを任される、といったやり取りが視野に入ります。4級までの「会話が続く」段階から、扱える情報の量と質が変わる段階です。

4級の定義の軸が「幅広い話題での会話」だったのに対し、5級では題材が新聞・映画といった実生活のメディアに変わります。会話の試験から「中国語で情報を扱う」試験へ、性質が一段変わるのが5級です。

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HSK5級レベルでできること・まだ難しいことの実際

HSK5級に到達すると、仕事や生活の多くの場面で中国語を実用レベルで使えるようになります。

HSK5級レベルでできることの目安
  • 中国語の新聞・雑誌・Web記事からの情報収集
  • 中国語のテレビ・映画のおおまかな内容理解
  • 筋道立てた意見表明や整ったスピーチ
  • 2,500語の語彙を使った長めの文章の読み書き

一方で、5級はゴールではありません。ネイティブ同士の速い議論についていく、専門的な交渉を一人で担うといった場面では、まだ表現の曖昧さや語彙の穴が残るのが実際のところです。最上位の6級には5,000語以上の語彙が設定されており、上にはさらに道が続きます。

とはいえ、それは減点材料ではありません。「できること」と「まだ難しいこと」の両方が正確に見えてこそ、背伸びも卑下もしない次の計画が立てられます。

自分が今、C1までの道のりのどこにいるのか。この現在地は、独学では意外とつかめません。中国語コーチングスクールCHILITの無料体験では、発音や語彙の診断から5級到達までの学習設計までを3日間で試せます。目標を決める前に、まず距離を測ってみてください。

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NEXT HSK
SCHEDULE

HSKの試験日程と申し込み締切

試験日9/13
申込締切
筆記締切済
IBT9/3(木)まであと10日
筆記 1〜6級北海道・宮城・埼玉・千葉・東京・神奈川・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫・岡山・広島・福岡・沖縄
筆記 2〜5級岩手・富山・長野・徳島
IBT東京(赤坂六本木・東大前・池袋・四谷・駒込)・平塚・千葉・茨城・静岡・名古屋・大阪(天王寺)・熊本 ※月により開催しない会場あり
試験日10/1718日(日)も
申込締切
筆記9/18(金)まであと25日受付 8/17〜9/18
IBT10/7(水)まであと44日17日のみ
筆記 1〜6級17日(土)東京/18日(日)愛知・大阪
IBT東京(赤坂六本木・東大前・池袋・四谷・駒込)・平塚・千葉・茨城・静岡・名古屋・大阪(天王寺)・熊本 ※月により開催しない会場あり
試験日11/7
申込締切
筆記9/7(月)受付開始〜10/7(水)
IBT10/28(水)まであと65日
筆記 1〜6級東京・新潟・長崎
筆記 2〜5級青森・福島・福井・三重・和歌山・鳥取・愛媛・宮崎
IBT東京(赤坂六本木・東大前・池袋・四谷・駒込)・平塚・千葉・茨城・静岡・名古屋・大阪(天王寺)・熊本 ※月により開催しない会場あり
試験日9/13
申込締切
筆記締切済
IBT9/3(木)まであと10日
開催地
筆記 1〜6級北海道・宮城・埼玉・千葉・東京・神奈川・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫・岡山・広島・福岡・沖縄
筆記 2〜5級岩手・富山・長野・徳島
IBT東京(赤坂六本木・東大前・池袋・四谷・駒込)・平塚・千葉・茨城・静岡・名古屋・大阪(天王寺)・熊本 ※月により開催しない会場あり
試験日10/1718日(日)も
申込締切
筆記9/18(金)まであと25日受付 8/17〜9/18
IBT10/7(水)まであと44日17日のみ
開催地
筆記 1〜6級17日(土)東京/18日(日)愛知・大阪
IBT東京(赤坂六本木・東大前・池袋・四谷・駒込)・平塚・千葉・茨城・静岡・名古屋・大阪(天王寺)・熊本 ※月により開催しない会場あり
試験日11/7
申込締切
筆記9/7(月)受付開始〜10/7(水)
IBT10/28(水)まであと65日
開催地
筆記 1〜6級東京・新潟・長崎
筆記 2〜5級青森・福島・福井・三重・和歌山・鳥取・愛媛・宮崎
IBT東京(赤坂六本木・東大前・池袋・四谷・駒込)・平塚・千葉・茨城・静岡・名古屋・大阪(天王寺)・熊本 ※月により開催しない会場あり
試験日11/22
申込締切
筆記9/22(火)受付開始〜10/22(木)・7〜9級のみ
IBT実施なし
開催地東京のみ
試験日12/13
申込締切
筆記10/13(火)受付開始〜11/13(金)
IBT12/3(木)まであと101日
開催地
筆記 1〜6級北海道・宮城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・石川・山梨・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫・奈良・岡山・広島(福山)・福岡・熊本・大分・沖縄
筆記 2〜5級秋田・茨城・香川
口試 HSKK北海道・宮城・東京・愛知・京都・大阪・福岡・大分・沖縄
IBT東京(赤坂六本木・東大前・池袋・四谷・駒込)・平塚・千葉・茨城・静岡・名古屋・大阪(天王寺)・熊本 ※月により開催しない会場あり

翌年の日程は公式発表後に追加されます。

筆記=会場で受ける紙の試験(HSK日本実施委員会)、IBT=会場のPCで受けるネット試験(運営団体が別・締切は当日17時)。実施級は会場により異なります。

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HSK5級の難易度

HSK5級の難易度の実体は、「単語量の倍増」と「試験形式の厳格化」の2つです。4級までと同じやり方の延長では届きにくい理由を順に見たうえで、最後に現在地の測り方も紹介します。

HSK5級の単語2,500語はHSK4級の2倍超

HSK5級で求められる語彙は2,500語程度で、4級の1,200語程度から一気に2倍超へ増えます。1級からの語彙進行(150語→300語→600語→1,200語→2,500語)を並べても、この区間の上積み約1,300語はそれまでの各級間で最大です。

しかも、単純な暗記量だけの話ではありません。増えた語彙は新聞・雑誌レベルの読解や80字の作文でそのまま問われるため、「見て意味が分かる」だけでなく「自分で使える」形で覚える学習に切り替わります。日本人は漢字の知識で「読めば分かる」単語を増やしやすい分、音で聞き取れる単語・書ける単語との差が開きやすい点にも注意してください。

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級ごとのレベル差を基礎から振り返りたい人は、HSK3級のレベルの記事から順に確認できます。

HSK4級との試験形式の違い

試験形式も、4級から一段厳しくなります。主な差分を表で確認してください。

項目HSK4級HSK5級
語彙量の目安1,200語程度2,500語程度
聞き取り約30分・45題(放送は1回)約30分・45題(放送は1回・長めの会話や文が25題)
読解40分・40題45分・45題
作文25分・15題40分・10題(80字程度の作文2題を含む)
合格基準の表現合格基準180点(6割)合否表記なし・180点は能力判定の基準点
2026年8月時点

ポイントは2つあります。第一に、聞き取りです。放送が1回なのは4級と同じですが、5級ではまとまった長さの会話や文を聞いて答える問題が45題中25題を占めます。短いやり取りを一発で取る力に加えて、長い内容を1回で聞き切って覚えておく聴解力が問われるため、漢字を頼りに読解で稼ぎやすい日本人学習者にとって、実質的な最難関はここになるケースが多いはずです。

第二に、作文です。「与えられた単語を使って80字程度の文章を作る」「写真について80字程度で描写する」という2題が加わり、語句の並べ替えが中心だった4級までと違って、まとまった文章を自力で組み立てる力が試されます。作文は40分で10題・100点分なので、1題あたりの得点の重みも科目の中で最大級です。

なお、試験中の説明は中国語と日本語の両方で行われ、聞き取りの放送はすべて中国語で流れます。形式の変化に慣れるためにも、対策の早い段階で一度は本番形式の問題に触れておきましょう。

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無料レベルチェックテスト(53問・60分)で現在地を測れる

今の実力で5級に挑めるかは、HSK公式の無料レベルチェックテストで確かめられます。5級は53問・60分のオンライン形式で、無料で利用できます。

目安になる数字は正答率6割。本番の300点満点では180点が「5級の能力を有している」と判定できる基準点にあたるため、チェックテストで6割に手が届くかが、5級に挑む準備が整ったかの判断材料になります。届かなかった場合も、どの分野で落としたかがそのまま弱点の地図になるため、受けて損はありません。

4級に合格したばかりの人も、まずこのテストで5級問題の手応えを確かめてみてください。語彙の壁を体感できるので、これから何を積み上げるべきかが具体的になります。

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HSK5級はTOEIC・英検・中検だと何点/何級?

HSK5級の目安は、英検なら1級、TOEIC L&Rなら945点以上、中検なら3級を上回る位置です。ただしHSKとTOEIC・英検・中国語検定を直接結ぶ公式換算は存在せず、手がかりになるのは国際基準CEFRとの対応です。HSK公式は5級をC1に位置づけているため、英語の試験でC1帯にあたる級・スコアが間接的な目安になります。

試験CEFR C1帯の目安
HSK5級
英検1級(英検CSEスコア2600〜3299がC1帯)
TOEIC L&R945点以上(Listening490点・Reading455点)

英検やTOEICの実施団体は、級・スコアとCEFRの対応の目安をそれぞれ公表しています。その公表対応表でC1に位置づくのは、英検なら1級(英検CSEスコア2600〜3299がC1帯)、TOEIC L&RならListening490点・Reading455点の合計945点以上です。英語の資格でいえば最上位クラスに相当する帯で、5級の重みが伝わる比較といえるでしょう。

ただし、これはあくまでCEFRを介した間接的な目安です。HSKと英語の試験を直接結ぶ公式換算は存在せず、言語も出題形式も別物なので、「英語の資格でいえばこのあたり」というレベル感の参考にとどめてください。転職の書類などで並べて書く場合も、換算ではなくそれぞれの取得実績として記載するのが誠実です。

中国語検定(中検)との対応表も、どちらの公式も公表していません。比較のよりどころは級ごとの語彙量になります。

検定・級語彙量の目安
中検3級約2,000語
HSK5級2,500語

HSK5級の2,500語は、中検3級(約2,000語)を上回る位置です。これより上の級との対応は語彙量の物差しでも断定しにくいため、級の数字だけを並べた単純比較は避けましょう。

注意したいのは、2つの試験で級の数字の方向が逆なことです。中検は数字が小さいほど上位、HSKは数字が大きいほど上位で、HSK5級は筆記6段階の上から2番目にあたります。「中検なら5級は入門レベルなのに」と誤解されないよう、人に伝えるときはHSKの級であることを明確にしてください。

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HSK5級はすごい?

HSK5級は、素直に「すごい」と評価してよい級です。CEFR C1は、HSK公式の対応表で「世界基準で上級者」と紹介される帯にあたり、5級はその入り口に立ったことの証明になります。

「すごい」の中身は、次の3点に分解できます。

HSK5級がすごいと言われる理由
  • 語彙2,500語は4級の2倍超で、4級までの級間では最大の上積み区間
  • 公式の学習量目安は「週2〜4回の授業を2年間以上」という長期戦
  • CEFRでC1。英検1級・TOEIC 945点以上と同じ帯が目安

まず語彙です。3級から4級への上積みが600語だったのに対し、4級から5級は約1,300語。単純な足し算でも、それまでの級とは積み上げの規模が違います。

継続の面から見ても、公式が示す学習量の目安だけで2年間以上です。ここまで走り切ること自体が一つの関門で、学習を続けてきた人の中でも到達者が絞られる段階といえます。中国語をかじったことがある人ほど、5級という響きに重みを感じるのはこのためです。

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そして評価の物差しとしても、CEFR C1帯は英語でいえば英検1級・TOEIC 945点以上に相当する帯です。英語でこの水準を持つ人が周囲でどう見られているかを思い浮かべれば、「HSK5級はすごい」という世間の評価が誇張ではないと分かります。

だからこそ中国語コーチングスクールCHILITでは、ビジネスで評価される中国語力の目安は5級以上と案内しています。4級までが「学習の積み上げの証明」だとすれば、5級は「仕事で使える可能性の証明」へと意味が変わる級です。周囲の見る目が変わるのも自然なことでしょう。

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HSK5級の合格点は?

結論、HSK5級の合格点の目安は300点満点中180点(6割)です。公式サイトも「6割(基準点:180点)以上のスコアで5級の能力を有していると判定できます」と明記しており、履歴書や求人で「HSK5級」と認められるのはこの180点からと考えてください。

ただし厳密には、公式サイトに「※2013年試験より合否の表記がなくなりました。」とある通り、成績報告に「合格/不合格」は書かれず、獲得スコアのみが表記されます。そのため180点は正式には「合格点」ではなく基準点と呼ばれます。実務上は「180点以上=5級相当」で通りますが、成績証明書に「合格」の文字は載らない点だけ覚えておいてください。

試験そのものは、聞き取り・読解・作文の3科目・300点満点で評価されます。

スクロールできます
科目試験時間題数問題の内訳配点
聞き取り(听力)約30分(放送は1回)45題会話の内容に関する問題20題/会話や文の内容に関する問題25題100点
読解(阅读)45分45題空所補充15題/文の内容に関する問題10題/長文読解20題100点
作文(书写)40分10題語句の並べ替え8題/80字程度の作文2題(単語指定・写真描写)100点
2026年8月時点

聞き取り・読解はマークシート方式、作文は記述式です。受験料は9,900円(税込・2023年5月改定額)で、最新額はHSK公式サイトの受験料のページで確認できます。筆記試験は2026年の公式日程を見るとほぼ毎月実施されており、5級は午後実施のため、午前実施の4級と同日に併願もできます。

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スコアで評価される点は、「合格基準」として案内される4級までとの違いです。合否の白黒ではなく点数で実力が示されるため、履歴書にはスコアを併記し、企業側も点数を見て判断するのが5級以降の世界になります。同じ5級でも、基準点ちょうどの180点と270点では伝わる実力がまったく違います。

この仕組みは、受験のハードルを下げてくれる面もあります。「落ちたら無駄になる」試験ではなく、受ければスコアという結果が残るため、現在地の測定として早めに一度受けてしまう戦い方も選べます。まず180点を目標に置き、そこから履歴書で胸を張れるスコアへ更新していく2段構えが現実的です。

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HSK5級は就職・ビジネスで使える?

HSK5級は、ビジネスの場面で中国語力の評価対象になる目安の級です。中国語コーチングスクールCHILITでは、履歴書に書けるのは3級から・就職のアピール材料は4級以上・ビジネスでの評価は5級以上を目安として案内しています。

ただし「何級から評価される」という公式基準はありません。応募先の求人や社内の語学要件は、企業ごとに確認してください。

そのうえで評価の場面は広く、公式サイトは中国現地での就職に加えて、中国拠点を持つ日系企業でも評価対象になると案内しています。駐在員については、中国の外国人労働者に対するランク付けでHSK資格が就労ビザの発給にもプラスになるとされており、駐在候補の社会人にとって実利のある級です。

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実務の場面に引きつけると、5級レベルの「新聞・雑誌が読める」力は、現地の市場動向や規制の情報を一次情報で追える力にあたります。翻訳を介さずに情報へ届く社員は、中国ビジネスに関わるチームの中で自然と頼られる存在になるでしょう。

履歴書に書く場合は、正式名称の「HSK(漢語水平考試)」で記載します。具体的な書き方は、HSK4級の履歴書への書き方の記事で記載例つきで解説しています。級の数字を変えれば5級でもそのまま使える形式ですが、5級ではスコアの併記が前提になる点だけ意識しておきましょう。

ただし、HSK5級にもスピーキングのテストはありません。聞き取り・読解・作文で証明できるのは「読める・書ける上級」であり、スコアが示す力と、会議や商談でとっさに話す力は別物です。

採用や配属の場面で最後に見られるのは、実際に話せるかどうかです。中国語コーチングスクールCHILITでは、日本人コーチとネイティブ講師の2人体制の毎日の音声添削で、5級のスコアと話す力を同時に設計します。試験対策を「話せる中国語」につなげたい人は、3日間の無料体験から始めてみてください。

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HSK5級に合格するには?

4級から5級への道のりは、語彙を1,200語から2,500語へ、約1,300語積み上げるのが本体です。公式の学習量目安も「主に週2〜4回の授業を2年間以上」と、腰を据えた長期の積み上げが前提です。

進め方の軸は「現在地の把握」と「弱点への配分」です。おおまかな流れを示します。

HSK5級への積み上げの流れ
  • 過去問・レベルチェックテストで現状のスコアを測る
  • 聞き取り・読解・作文のどこで点を落としたかを特定する
  • 伸びしろの大きい科目へ学習時間を寄せて配分する
  • 語彙は「音で聞き取れる・自分で書ける」形で増やす

各科目100点という配点上、苦手科目の底上げがそのままスコアに直結します。とくに長めの聞き取りと80字の作文は、直前の詰め込みでは伸びにくい分野なので、早い段階から毎日の学習に組み込んでください。なお、HSKは何級からでも受験できる試験のため、4級を経由せず5級から挑戦しても問題ありません。

単語の覚え方から文法・リスニングまで、勉強の全体像は中国語の勉強法の記事で基礎から解説しています。

必要な勉強時間は、HSK5級の勉強時間の記事で、ゼロから・4級からの目安と1日の勉強時間別に何ヶ月かかるかの早見表にまとめています。

語彙が倍増するこの区間は、独学では計画が崩れやすい区間でもあります。中国語コーチングスクールCHILITでは、診断にもとづく学習設計と毎日の音声添削で、5級までの道のりに伴走します。2年間の長期戦を、崩れない仕組みで走り切りたい人は、無料体験3日間で自分の計画を作るところから試してみてください。

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HSK5級のレベルに関するよくある質問

HSK5級のレベルについて、よくある質問に端的に答えます。本文で解説した内容の要点整理も兼ねているので、細かい疑問はここで解消してください。

HSK5級はTOEICで何点くらいですか?

目安はTOEIC L&R 945点以上です。HSK5級と同じCEFR C1帯にあたるスコアで、公式の換算ではなくCEFRを介した間接的な目安になります。

言語も出題形式も別の試験なので、レベル感の参考にとどめてください。

HSK5級は英検何級レベルですか?

英検1級が目安です。HSK5級と同じCEFR C1帯にあたり、英検協会の対応表ではC1は英検CSEスコア2600〜3299とされています。

英検とHSKを直接結ぶ公式換算は存在しないため、断定はできません。あくまで間接的な比較になります。

HSK5級は履歴書に書けますか?

書けます。正式名称の「HSK(漢語水平考試)」で記載し、5級は合否ではなくスコア型なので、獲得スコアの併記がおすすめです。

記載欄や書き方の詳細は、HSK4級の履歴書への書き方の記事で確認できます。

HSK5級は何点取れば合格ですか?

目安は300点満点中180点(6割)です。公式は180点以上で「5級の能力を有していると判定できる」としています。

ただし5級は2013年試験から合否の表記がなく、成績報告にはスコアのみが載ります。まずは180点を目標に置き、達成後はスコアの更新を目指しましょう。

HSK5級の合格率はどれくらいですか?

公表されていません。5級は2013年試験から合否の表記がなく、成績報告はスコアのみのため、そもそも「合格率」という統計がありません。

目安にするなら、180点(6割)以上で5級の能力ありと判定される基準点です。合格率の考え方はHSK4級の合格率の記事で詳しく解説しています。

HSK5級の勉強時間はどれくらいですか?

中国語コーチングスクールCHILITの目安は、ゼロからなら累計400〜600時間、HSK4級に合格済みなら追加で200〜300時間です。公式の学習量目安は「主に週2〜4回の授業を2年間以上」とされています。

1日1時間なら4級合格済みで約8〜9ヶ月、ゼロからで約1年5ヶ月が目安です。伸びにくい聞き取りと作文を早めに毎日の学習へ組み込みましょう。

HSK5級は難しいですか?

難しい部類に入ります。単語2,500語は4級の2倍超で、聞き取りは長めの会話や文が中心、80字程度の作文も2題課される、CEFR C1帯の上級試験です。

難しい級ですが、やることは語彙と音の積み上げに集約されます。何から始めるかを決めたい人は、CHILITの無料体験で診断と学習設計を先に受けてみてください。

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まとめ: HSK5級は「読める上級」。次は話せる上級へ

HSK5級は、2,500語の語彙で「中国語の新聞・雑誌を読み、テレビや映画を鑑賞できる」とされる、CEFR C1帯の上級レベルです。最後に要点を振り返ります。

HSK5級のレベルの要点
  • 語彙2,500語・CEFR C1「世界基準で上級者」の帯
  • 合格点の目安は180点(6割)。成績報告は合否ではなくスコア表記
  • TOEIC・英検との公式換算はなくC1帯が間接的な目安
  • ビジネスで評価される中国語力の目安は5級以上

5級は大きな到達点であると同時に、通過点でもあります。スピーキング試験のないHSKでは、「読める上級」と「話せる上級」は別物です。スコアを積み上げながら話す練習を並走させて、仕事の現場で堂々と使える中国語に仕上げていきましょう。

手始めに無料のレベルチェックテストを一度受けて、自分の立ち位置を確かめておきましょう。距離が数字で見えれば、2年間の道のりも日々の計画に落とせます。

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